どうする? 七五三の準備
更新日: 2022.11.08
投稿日: 2022.10.25
一生に一度の子どもの「七五三」。
お参りや写真撮影、食事会など、子どもが小さいだけに、親の準備はいろいろと大変です。
「お参りのときの初穂料はどのくらい?」「お参りと撮影は別の日?」など七五三の基礎知識に加え、子どもの写真をおしゃれに撮る方法について紹介します。
もくじ
七五三の基礎知識とコロナ禍の七五三事情
子どもの成長を祝い、これからの健康と成長をお祈りする七五三。
現在は、満年齢で男の子が5歳(地方によって3歳も)、女の子は3歳、7歳でお祝いする事が一般的になっていますが、兄弟姉妹がいるときは「3歳と5歳の男の子のお祝いをいっしょに」など、年齢にこだわらなくても大丈夫です。
2022年の七五三の日にちは、11月15日(火)ですが、お祝いの時期は、いつからいつまでとは決まっていません。
11月15日にこだわらず、10月から11月の家族が揃うのに都合の良い日に行われています。
七五三のお祝いは、
・ 神社でお参りする。
・ レストラン等を予約し、家族で食事する。
以上3つのスタイルを組み合わせるパターンが主流でしたが、コロナ禍が続く近年は、
・お参りや食事はせず、スタジオ等で写真撮影のみを行う。
・お参りする神社も会食するレストランも、自宅の近くで行う。
など、慣習にとらわれず、家族に合ったスタイルでお祝いするケースが増えています。
親の服装は? 初穂料は? 七五三にまつわるQ&A
七五三にまつわるソボクな疑問にお答えします。
親はどんな服装がいいの?
洋装の場合、母親はスーツ、ワンピース、セットアップなどフォーマルスタイルを着用しましょう。
パンツスーツも動きやすいのでおすすめです。
着物の場合は、無地の着物や江戸小紋に黒の羽織あるいは、訪問着や色無地、付け下げを。
父親は、普段着なれたビジネススーツ。特に黒、紺、濃いグレーのカラーがベストです。
神社におさめる初穂料の相場は?
七五三の時期、神社は混み合うことが多いので、事前に連絡しておきましょう。
その時に神社への謝礼の金額を確認します。
相場は5,000円〜1万円くらい。
のし袋に包んでおさめます。
お参りと撮影は別の日にしたほうがいいの?
「同じ日にお参りと撮影を行うと、こどもが途中で飽きてしまう」という理由から、別の日にするという家庭が多いようです。
いっぽうで、「まとめて行うといっぺんですむからラク」「参加者のスケジュール調整が1回で済む」という理由から、同じ日に行う家庭も。
子どもの年齢や参加者など家庭の事情に合わせ、無理のないほうを選びましょう。
お参り当日の持ち物は?
お参り当日の持ち物を、以下紹介します。
·初穂料
·移動や待ち時間に使うサンダルや履きなれた靴
·防寒具
·撮影アイテム
·タオル
·飲み物
·キャンディーやお菓子、小さなおもちゃ
·雨具ポンチョや防水スプレー、大き目の傘など雨具
子どもの七五三の写真をおしゃれに撮る方法
わが子の七五三の写真をおしゃれに撮るために大切なのは、以下の3つです。
・ いつも一緒にいる親だからこそ、普段通りにふるまい子どもをリラックスさせる。・ 親自身がほがらかな気持ちでいる。
・ 子どもに話しかけながら、楽しい雰囲気の中でシャッターを切る。
写真を撮るときは、正面から撮ることはもちろん
・子どもと同じ目線で撮る。・上から見下ろして撮る。
・下から見上げるようにして撮る。
・斜めから撮る。
など、いろいろな角度から撮ると構図のバリエーションが増え、個性的な写真になります。
また、神社で撮るときは、
・ 本殿前・鳥居
・お賽銭箱のある拝殿
が、撮影スポットとしておすすめ。
お参りが終わり、レストランなどお祝いの席で撮る時は、撮影不可の場所はないか、予めお店のスタッフに確認を。
公共の場所なので、他の方に迷惑をかけずに撮れる窓際の席など明るいポイントを見つけましょう。
・ 慣習にとらわれず、家族に合うスタイルでお祝いする。
・ お参りと撮影は別日でも同日でもOK。子どもの年齢や参加者に合わせて。
・ 子どもの七五三の写真はいろいろな角度から撮る。
参考文献)
「七五三のお参りは何する?」(出典:All About)
「七五三の基礎知識」(出典:三愛フォトスタジオ)
「七五三当日に持っていくと便利なグッズ」(出典:スタジオアリス)
「七五三前撮り&後撮り!いつの時期?どこがおすすめ?」(出典:All About)